大型で強い台風10号は9日、小笠原諸島近海で停滞した。今後ゆっくり北上し、10日昼過ぎから11日頃にかけて小笠原諸島にかなり近づき、猛烈なしけとなる見込み。西日本や東日本の太平洋側でも10日以降、高波が予想され、気象庁は海のレジャーなどに厳重な警戒を呼びかけている。
気象庁によると、台風10号は9日午後9時現在、小笠原諸島の近海にあり、中心気圧は965ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は40メートル。
台風10号の停滞は、太平洋高気圧が台風の北側に張り出し、進路をふさいでいるのが理由。太平洋高気圧のへりを回る気流も弱いため、速度は時速20キロ以下と自転車並みとなっており、温暖な海域をさまよう間に勢力を増すとみられる。
予想進路はこれまでより西側に変わっており、お盆期間の14日頃には西日本の太平洋側に強い勢力を維持したまま接近する恐れが出ている。同庁は今後の台風情報に注意する必要があるとしている。
2019-08-09 11:58:00Z
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190809-OYT1T50283/
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