デザイン性にこだわった「ブラックレーベル/ホワイトレーベル」を見てきた!

アイリスオーヤマから登場した、新生活向けの家電シリーズ「BLACK LABEL(ブラックレーベル)」と「WHITE LABEL(ホワイトレーベル)」。近年は、手ごろな価格でデザイン性の高い“新生活向け家電”のラインアップが少ないことから、新たにシリーズを立ち上げたのだそう。実際に見てきた新シリーズの詳細を紹介します。
8カテゴリーの生活家電がラインアップ
ブラックレーベルとホワイトレーベルにはそれぞれ、冷蔵庫、洗濯機、炊飯器、オーブンレンジ、コーヒーメーカー、電気ケトル、オーブントースター、掃除機がラインアップされています。ひとり暮らしや2人暮らしにちょうどいい感じのスペックで高機能ではありませんが、3,980〜49,800円(税別)という比較的購入しやすい価格帯。シンプルでインテリアになじむ、必要最小限の機能を備えた生活家電が欲しい人にうってつけです。


キッチンに設置してみると、インテリアと調和してなかなかいい雰囲気
この2つのレーベルのスペックは基本的に同じですが、洗濯機と洗濯機はブラックレーベルにしか搭載されていない機能があるので注意しましょう。今回は、ブラックレーベルを中心に紹介します。
●冷蔵庫
474(幅)×535(奥行)×1,496(高さ)mmというスリムサイズで、総容量162Lを実現。冷却方法は、冷蔵庫背面などに搭載された冷却器で作られた冷気をファンで庫内に送る「間冷式」ではなく、本体内に設置された冷却器で直接冷やす「直冷式」を採用しています。直冷式の場合、冷却器が霜で覆われることが懸念されますが、冷凍室にケースをセットし、そのケースを引き出す構造とすることで冷却器への霜の付着を低減。また、必要な時だけケースを引き出すため、冷気も逃げにくくなるのだそう。

上段が冷蔵室(100L)、下段が冷凍室(62L)という構造の右開き2ドアタイプ。年間消費電力量は285kWh/年

冷蔵室のガラス棚は、高さが変えられるようになっています。庫内を照らすLEDライトも装備

冷凍室は3段に分かれており、それぞれケースがセットされています。上段、中段にあるケースの内寸高は12cmで、下段のケースの内寸高は19.5mm

上2段のケースの下にあるのが冷却器。一般的な直冷式は冷却器自体に霜が付きますが、本製品は3段に分け、ケースを装着することで霜はケースに付着するといいます。付着した霜が気になった時は、ケースを引き出し、拭き取るなどすればOKとのこと

デザイン性を重視し、冷蔵室のサイドにハンドル部が見えないようにドア下と上に手をかけて開けられるようにしているのもこだわり

「IRSE-H16A-B」(ブラック)のメーカー希望小売価格は39,800円(税別)で、「AF162-W」(ホワイト)は34,800円(税別)。スペックは同じですが、ブラックレーベルのほうが高いのはマット塗装にするなど質感にもこだわったためだそう
●洗濯機
乾燥機能は搭載しない縦型の全自動洗濯機。標準/すすぎ1回/ドライ/つけおき/お急ぎ/毛布の6種類の洗浄コースが用意されており、この内、標準/すすぎ1回/毛布/つけおきコースは、脱水を長めに行うことで乾きやすくし、生乾きのニオイを抑える「部屋干しモード」を設定することができます。お手入れ機能として、塩素系漂白剤や槽洗浄用クリーナーを入れて洗濯槽の汚れを洗い流す「槽洗浄」と、洗濯後に洗濯槽とパルセーターを高速回転させ、洗濯槽を乾燥させる「槽乾燥」も完備。なお、モーターの回転速度を制御する「インバーター」は搭載されていません。

「IAW-T803BL」(ブラック)と「IAW-T702」(ホワイト)は容量が異なり、ブラックレーベルのほうが洗濯/脱水容量8kg(メーカー希望小売価格49,800円/税別)で、ホワイトレーベルは洗濯/脱水容量7kg(メーカー希望小売価格44,800円/税別)となります

1kgの容量差はあるものの、本体サイズはどちらも550(幅)×591(奥行)×930(高さ)mmで、汚れに強いステンレス槽を採用。標準使用水量(IAW-T803BL/IAW-T702)は158L/144Lで、標準コース時の目安時間(IAW-T803BL/IAW-T702)は約56分/約45〜56分となっています。運転音(洗濯/脱水)は39dB/54dB(IAW-T803BL)、42dB/56dB(IAW-T702)

部屋干しモードを設定すると、6分間の脱水後、60分間、洗濯槽を回転させることで湿った空気を排出し、洗濯物の水分を飛ばす運転が行われます。通常コースと比べ、約30%も脱水率が高くなるそう
●炊飯器
おいしいごはんを食べてもらえるように、炊飯方式はIH式を採用。底ヒーターとふたヒーターで釜を包み込むように加熱することで、ムラなく炊き上げます。白米/無洗米/玄米/炊き込み/おかゆメニューのほか、じっくり煮込んで調理する「煮込」メニューも用意。なお、ブラックレーベル(BLRC-IE30-B)にのみ、米の銘柄に合わせて火力や加熱時間など炊き方を調整する「銘柄炊き分け」機能が搭載されています。

「BLRC-IE30-B」(ブラック)のメーカー希望小売価格は11,800円(税別)で、「WLERC-IE30-W」(ホワイト)は9,980円(税別)。サイズは235(幅)×298.5(奥行)×206(高さ)mm。炊飯容量は最大3合、炊飯時の消費電力は725Wとなっています

ブラック/ホワイトレーベルともに、内釜はIHと相性のいいステンレス層と熱伝導性の高いアルミ層の複層構造。3mmの厚みを持たせ、1粒ひと粒に熱をしっかり伝えることでふっくら炊き上げます

炊飯器でカレーやシチュー、スープなどが作れる「煮込」メニューは5分単位で120分まで設定可能

付属の蒸しプレートを使えば、蒸し物もできます

BLRC-IE30-B(ブラックレーベル)にのみ搭載されている銘柄炊き分け機能は、白米と無洗米の標準を選んだ時のみ選択可能。操作部には6種類の銘柄しか記されていませんが、取扱説明書にある「銘柄選択表」を参照することで、31銘柄に対応します
●オーブンレンジ
レンジ/グリル/オーブン機能を備えており、温めから本格的な料理作りまで幅広く使えます。オーブンは35/40℃(発酵)、100〜250℃で温度調節できるので、生地を発酵させて焼き上げるパン作りも可能。また、お弁当やお惣菜、酒の温め、野菜の下ごしらえ、肉や刺身の解凍、トーストといった日ごろよく使いそうなメニューは、ボタンを押すだけで加熱時間などを自動調整して運転するオートメニューとして登録されています。

「BLMO-F1801-B」(ブラック)と「WLMO-F1801-W」(ホワイト)のスペックは同じで、メーカー希望小売価格は20,800円(税別)。サイズは485(幅)×376(奥行)×302(高さ)mm

オートメニューは出力やタイマー設定をしなくていいので、素早く加熱できます。温度センサーと湿度センサーで庫内を見張り、最適に仕上げるのだそう

庫内容量は約18Lで、フラットテーブルを採用

上部に装備されたシーズヒーターは、むき出しのタイプ

角皿は1枚付属。食パンを4枚並べて焼くことができます

レンジ出力は900W/600W/500W/200W相当で切り替え可能
●コーヒーメーカー
豆挽きから抽出まで行える全自動タイプ。コーヒー豆の挽き方が中挽きと粗挽きの2種類から選択できるほか、コーヒー粉を使ってドリップすることもできます。

「BLIAC-A600-B」(ブラック)と「WLIAC-A600-W」(ホワイト)のスペックは同じ。サイズは177(幅)×286(奥行)×292(高さ)mmで、消費電力は900W。メーカー希望小売価格は8,980円(税別)となっています

天面のフタを開けたところに、コーヒー豆(またはコーヒー粉)の投入口(ピンクの矢印)と水タンク(青色の矢印)があります

コーヒー豆やコーヒー粉を投入する部分には、ミルを内蔵。メッシュフィルターも装備されているので、ペーパーフィルターを別途購入する必要はありません

つまみを回して、豆の挽き方などを設定し、中央のボタンを押せば運転スタート。苦味を少なくしたい時には粗挽きを、苦味も含めコーヒー豆本来の旨みをしっかり味わいたいときは中挽きを選ぶといいとのこと。ちなみに、操作部に挽き方は記されていませんが、「豆1」が粗挽きで、「豆2」が中挽きとなります

水タンクの容量は600ml。コーヒーカップ1〜4杯でドリップ量を選べるように、目盛りも設けられています

コーヒーはガラス製のコーヒーサーバーに抽出されます。保温機能も搭載されており、最大40分保温可能。抽出時間は1杯分で約3分30秒、2杯分で約4〜5分、3杯分で6〜7分、4杯分で8〜9分かかります

水タンクは取り外しもできるので、手入れもしやすそう
●電気ケトル
約1Lの水量(コーヒーカップ約6杯分)を1度に沸かすことができる電気ケトル。保温や温度設定など特別な機能は搭載されていませんが、水を入れていない状態でスイッチをオンにしても自動で電源が切れる「空だき防止機能」が備えられています。

「BLIKE-D1000-B」(ブラック)と「WLIKE-D1000-W」(ホワイト)のスペックは同じ。ケトルのサイズは215(幅)×136(奥行)×185(高さ)mmで、重量は600g。メーカー希望小売価格は3,980円(税別)となっています

フタはボタンを押すと開く仕様ですが、写真の角度までしか開きません

手動で押し上げると、フタを全開にできます。この状態でないと水を注げないので、ちょっと手間かも

本体背面に水位確認窓を装備

電源レバーを下げれば、加熱スタート。お湯が沸いたら、電源レバーはもとの位置に戻ります。消費電力は1,200W

注ぎ口手前にはフィルターも装備されています。フィルターは取り外して水洗い可能
●オーブントースター
普通にパンを焼くだけでなく、水を注げばスチームトースターとしても使えるのがポイント。スチームで包まれた食パンは、中の水分を残したまま焼けるので、表面はカリッと、中はもっちりとした焼き上がりになるのだそう。トーストだけでなく、ピザもスチームを使って加熱できます。

「BLSOT-011-B」(ブラック)と「WLSOT-011-W」(ホワイト)のスペックは同じ。サイズは310(幅)×235(奥行)×220(高さ)mmで、消費電力は1,000W。メーカー希望小売価格は4,980円(税別)となっています

庫内サイズは260(幅)×180(奥行)×78(高さ)mm。食パンは1度に2枚まで焼けます

脂や汁が出やすいものも加熱できるように受け皿が付属

火力は1,000/580/420Wで切り替えられます。タイマーは最大15分。トースト(2枚)は2〜3分、餅は3〜3分30秒、冷凍ピザは5〜6分、ホットドッグ(2個)は6〜7分、グラタンは5〜6分で焼き上がるそうです

上下に石英管ヒーターを1本ずつ搭載。火力が1,000Wの際は上下ヒーター、580Wの時は上ヒーター、420Wでは下ヒーターのみの加熱となります

スチームトーストにする際は、スチーム用カップに水を入れてセット。トーストの場合はカップの下の段まで水を注ぎ、ピザを焼きたい時にはカップの半分くらいまで水を入れます

パンくずが捨てやすいように、スライド式のトレーも装備されています
●掃除機
気が向いた時にサッと使いやすいコードレススティック掃除機を、さらにラクに使えるように本体重量1.2kgという軽さで製品化。ヘッドに回転ブラシを搭載しない「サイクロンストリームヘッド」を採用しており、ヘッド中央の空洞部分で発生する回転気流(サイクロン気流)によってホコリをかき上げて吸引します。また、ホコリ感知センサーでパワーを自動調節する機能も完備。なお、紙パック式のため、ゴミの廃棄時には交換用のダストパックが必要ですが、購入時に25枚付属(1枚は本体にセット済み)します。

「BLIC-SLDC7-B」(ブラック)と「WLIC-SLDC7-W」(ホワイト)のスペックは同じで、サイズは236(幅)×162(奥行)×1,003(高さ)mm。メーカー希望小売価格は14,800円(税別)となっています

ヘッドには回転ブラシはなく、中央が空洞になっています。この空洞部分で縦方向のサイクロン気流が発生することで、ダストピックアップ率99%以上を実現

運転モードは「標準」「ターボ」「自動」の3種類で、連続使用時間は標準モードが約20分、ターボモードが約9分、自動モードが約30分。バッテリー残量ゼロの状態から満充電まで約3時間かかります

ヘッドは自走しませんが、軽い力で動かすことができます(下の動画参照)

吸い込んだ空気にゴミが多い時は赤色、少なくなると緑色に点灯する機能も搭載されているので、しっかりゴミを取れそう

ヘッドを外し、付属の「すきまノズル」を装着すれば、家具と家具の狭い隙間もしっかり掃除機がけできます

すきまノズルに装備されているブラシを引き出して掃除することも可能。本体が軽いので高所の掃除もラクラク!

延長パイプを取り外してハンディ掃除機にすることもできます。先端にブラシも付いているので、デスクや棚のほか、自動車内の掃除にも使えそう

集じん容量は約0.3L。廃棄時にゴミが舞い上がりにくい紙パック式なので、ハウスダストや花粉などのアレルギーがある人に向いています
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March 03, 2020 at 01:02PM
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