Search

TDR休業 生活困窮訴える声も|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、休業が続くテーマパークで働く人たちからは生活の困窮を訴える声があがっています。

東京ディズニーリゾートで「キャスト」と呼ばれるアルバイトの従業員として働く30代の女性は、ことし2月末に施設が臨時休園して以降、仕事がない状態が続いています。
この女性や労働組合によりますと、運営会社は非正規雇用の従業員には休業手当として給与の6割を支払うとしていますが、残業時間は計算に含まれないため、時給1100円で働くこの女性の場合、残業代を含めて20万円あまりあった収入が、6万円ほどまで落ち込む見通しだということです。
緊急事態宣言を受け、運営会社は今月20日以降としていた再開時期の延期を決めたばかりで、女性は「こんなことになるとは想像していませんでした。いつ再開するかもわからないので、ほかの仕事を探すことも難しく、かなり苦しい状態です。この状況なので6割が補償されるだけでもありがたいと思う一方、貯金をとり崩さないと生活ができません。今の時点では国から現金給付を受けられるかどうかもわからないし、この先どうなるのかと毎日不安に思っています」と話していました。
東京ディズニーリゾートで働く非正規雇用の従業員はおよそ2万人に上っていて、労働組合には女性のほかにも「手取りが4万円ほどになり、家賃にもならずとても生活できない」などといった生活の困窮を訴える声が相次いでいるということです。
このため、組合は9日運営会社に対し、10割の補償や雇用形態による格差の解消を求める要請を行うとともに、国に対しても現金給付などの支援を迅速に行うよう求めています。
「なのはなユニオン」の鴨桃代委員長は「非正規労働者は低賃金で貯金も少なく、何かあった時の余力がない。国は今困っている人たちのためにすぐに給付を行うべきだ。会社側も、生活できないという声が挙がっていることをしっかり考えて対応してほしい」と話していました。

200万円の現金給付では足りないと訴える事業者もいます。
東京・江戸川区の東京ディズニーリゾートの近くにあるホテルは、感染拡大の影響で売り上げが例年の1割ほどにまで減少しました。
さらに、オリエンタルランドが再開時期の延期を決定したことや千葉県にも緊急事態宣言が出されていることなどから、ホテルは9日から1週間、休業することを決めました。
ホテル「ファミリーリゾート・フィフティーズfor舞浜」を経営する梶川文男社長は先日経済対策として打ち出された中小企業向けの現金給付を受けたいと考えていますが、最大200万円では数日分の売り上げにしかならないといいます。
梶川さんは「本来なら春休みのかき入れ時で多くの宿泊客を見込んでいましたが、開店休業の状態です。現金給付はありがたく申請しようと考えていますが、いつ支給されるかもわからないし金額も十分ではありません。宿泊業や飲食業などの窮状を把握した上で、給付額を増やしてほしいです。また、当面の資金繰りに困っている企業のために一連の問題が終息したあとに使える宿泊券や商品券をいま購入してもらうといった対応を国や都に推進してもらいたい」と話していました。

Let's block ads! (Why?)



"生活" - Google ニュース
April 09, 2020 at 04:18PM
https://ift.tt/3eaygUw

TDR休業 生活困窮訴える声も|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB
"生活" - Google ニュース
https://ift.tt/2P0y0Nv
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

Bagikan Berita Ini

0 Response to "TDR休業 生活困窮訴える声も|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB"

Post a Comment

Powered by Blogger.