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古紙激減で「仕事なくなる?」 半世紀の共同生活に影 - asahi.com

 半世紀以上にわたり、大阪・西成で続いてきた古紙回収で共同生活を送る場にも新型コロナウイルスが影を落としている。在宅勤務の広がりで、古紙の量が激減したためだ。緊急事態宣言の解除後も状況は変わらず、「このまま仕事がなくなるのではないか」と不安を募らせる。

 5月中旬、大阪市西成区の社会福祉法人暁光(ぎょうこう)会大阪支部。古紙を仕分ける作業場の前にトラックがとまった。「今日は古紙が少ないから仕事は午前中で終わりです」。支部の責任者、森下敏行さん(50)が運転席から降りてきた。同乗していた男性2人が紙ごみの入った大きなプラスチック製のかごを下ろして2階へと運び込み、待機していた高齢の男性2人が素手で古紙とごみをより分けた。

 暁光会(本部・大阪府箕面市)の活動は1956年にさかのぼる。神戸の貧困層を集めて廃品回収による共同生活を開始。大阪支部は58年に発足した。活動は東京などにも広がったが、同様の共同生活がいまも残っているのは大阪支部だけだ。

 作業場の脇に立つ築60年近い木造2階建て住宅では現在、森下さんを含む30代~80代の男性7人が暮らす。元ホームレスや、トラブルなどで家族のもとにいられなくなった人たち。平日は、古紙回収の仕事をしている。

 18歳から30年以上暮らす大…

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