Search

<新型コロナ>生活困窮者シェルター不足 市川のNPOが寄付呼び掛け:千葉(TOKYO Web) - 東京新聞

シェルターの4畳ほどの一室に身を寄せる女性。生活保護の認定を待ちながら日々を過ごしている=市川市で

写真

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休業要請などで仕事や住まいを失う人が目立ち始め、生活困窮者が一時的に身を寄せるシェルターの不足が懸念されている。市川市の認定NPO法人「ガンバの会」のシェルターでは、感染予防のため定員を減らさざるを得ず、既に満員状態。「影響が長期化するほど需要が高まる」として、新たなシェルター確保のために寄付を呼び掛けている。(太田理英子)

 同会は生活困窮者の相談を受け、住まいがない場合は生活保護などの申請をしている間の滞在先として、シェルターを提供している。市内で複数のアパートの部屋を借り上げ、男性用は六部屋、女性用は二部屋を用意。一部屋に二人入ることもあったが、当面は感染防止のため原則、個室での利用としている。

 同会によると、これまで月十件程度だった相談は今年、一月に加えて三、四月はそれぞれ約二十件に上った。感染拡大に伴う経済状況の悪化で派遣労働などの仕事を失い、家賃やネットカフェの料金が払えない人や車中で生活する人が目立ち始めているという。

 今月の連休明けには、仕事を失って社員寮を退去した女性が十五キロ近く歩いて同会を訪れ、助けを求めた。建築の仕事がなくなって路上生活を送り、万引に手を染めた四十代男性から相談も受けた。

 同会理事長の副田一朗(そえだいちろう)さん(68)は「緊急事態宣言が解除されても影響は長引くとみられ、企業の倒産が増えれば求人も減る。非正規労働者など社会的に立場の弱い人は真っ先に困窮していく」と懸念する。

 同会は相談増を見込んで今月、新たに二部屋を確保したが、既に入居予定者は決まっているという。新たな部屋を契約したくても、約百八十人の会員の会費や民間の助成金で賄っている運営費の収支はぎりぎり。

 副田さんは「安心して身を守れる住居を確保して一人でも多くの人を支援するため、協力をお願いしたい」と訴える。問い合わせは同会=電047(704)9915=へ。

この記事を印刷する

Let's block ads! (Why?)



"生活" - Google ニュース
May 17, 2020 at 05:32AM
https://ift.tt/3fSRL4V

<新型コロナ>生活困窮者シェルター不足 市川のNPOが寄付呼び掛け:千葉(TOKYO Web) - 東京新聞
"生活" - Google ニュース
https://ift.tt/2P0y0Nv
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

Bagikan Berita Ini

Related Posts :

0 Response to "<新型コロナ>生活困窮者シェルター不足 市川のNPOが寄付呼び掛け:千葉(TOKYO Web) - 東京新聞"

Post a Comment

Powered by Blogger.