新型コロナ感染拡大以前は、午後１０時まで開いていた駅に隣接する店舗が、午後６時に閉店になっている。近所のスーパーマーケットも午後６時に店じまいだ。「新しい生活様式」というけれど、営業時間に関しては、「新しい」というより、「かつて」はこうだったな、と子どものころを思い出した。今は、あたりまえのように買い物をしているコンビニも、私が子どものころは皆無で、大学を卒業し研修医のころに滞在していたアメリカでセブンイレブンを見て、午後１１時まで営業しているのに衝撃を受けて、友人に連絡した記憶がある。つまり、深夜まで営業するという生活様式は、ここ最近のことで、陽（ひ）が沈んだら店じまいというのが、もともとの生活様式なのかもしれない、などと思った。
そこで、もともとの生活様式というのは、どんなだったかしら、と振り返ってみた。朝、陽がのぼるころ起きて、仕事は夕方終わり、家族が家に戻って食卓を囲み、夜は休む。深夜はテレビは放送を終了していたし、インターネットもなかったので動画配信もなく、ラジオを聞くか、本を読むか、勉強するかで過ごすような毎日だった。
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June 07, 2020 at 12:05AM
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新・心のサプリ：これからの生活様式＝海原純子 - 毎日新聞
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