押し入れやタンスの中で眠っている懐かしい写真を供養しませんか−。川崎市内の写真館などで構成する「川崎写真師会」は、古い写真などに感謝の思いを伝えて別れを告げる「写真供養」を初めて実施する。主催者は「写真を供養することで新型コロナウイルスと闘う新たな生活を見つめるきっかけにしてほしい」と話している。 (安田栄治)
同ウイルス感染症の拡大を防ぐため外出を自粛していた期間に、大掃除や整理作業をして懐かしい写真を見つけた人は少なくないという。同会会長の鈴木克明さん(75)は「祖父や祖母、さらには曽祖父や曽祖母の写真となると、保管するにも処分するにも負担を感じている人は多く、よく相談を受けていた」という。
高津区溝口で「写真のたなかや」を経営する鈴木さんは、三年前にかわさきマイスターに認定されたことなどをきっかけに「写真を撮る仕事をしていながら、写真を最後まで見届けることをしていなかった」と考え、写真供養を企画して寺院を探していた。新型コロナの影響で生活環境が変わることなどに背中を押され、同区久地の養周院の協力を取り付けた。
鈴木さんによると、写真供養は北海道と四国の一部地域と金沢市で行われている程度で、川崎市内での開催は初めて。「まず川崎で始めて近隣に写真供養を広めていきたい。捨てるのではなく、感謝しながら写真との思いに一区切りをつけてほしい」と話している。
写真は二十三日から六日間、同会の会員店舗で受け付ける。A4サイズまでの大きさで、五十枚までは無料。それ以上の大きさや量、アルバムに入っているものは有料となる。ネガやデータの状態は不可。持ち込まれた写真は七月一日午後三時半から養周院で供養される。
会員店舗や費用などの問い合わせは、写真のたなかや=電044(822)3466=へ。
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