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“メタボの3高”生活をやめるだけ! がんから命を守る食事と、再発予防に効果がある健康法(テレ東プラス) - Yahoo!ニュース

今回WEBオリジナル企画「主治医の小部屋」に寄せられたのは、がんになりにくい食生活についての質問です。がん患者の命を救う食事と生活術「命の食事」を提唱する南雲吉則医師にお答えいただきました。

まずは“おかず食い“と油の使い分けから

Q:50代男性です。南雲先生の「命の食事プロジェクト ~大切な人をがんから守るために~」というWebサイトで、「タバコをしのいでトップに躍り出た発がん原因は “食生活“ 」と書かれているのを読んで衝撃を受けました。がんから身を守るためにはどんな食事をすればいいのか知りたいです。 ── 先生は著書『命の食事』の中でも、「がんが喜ぶ狂った食事」「がんを育てる狂った生活」という表現で食生活の大切さを説かれていますね。 「食事に関しては、わかりやすく言うと、メタボリックシンドローム(以下、メタボ)にならない食生活を心がければいいということです。『メタボの3高』という言葉があるのですが、メタボは高血圧、高血糖、高脂血症(脂質異常症)の3つのうち2つ以上に当てはまり、かつウエスト周囲径が太い(内蔵脂肪型肥満を示す)場合に診断されます。 では、この『メタボの3高』の原因は何かというと、高血圧は塩、高血糖は糖、高脂血症は油のとり過ぎです。つまり、糖・油・塩の3つに注意することが命を守る食事につながるという、非常に簡単な話なんですね。 今、がんの死亡原因となっているのは、トップが食生活、次にタバコ、3番目が感染症で、これらを合わせると約70%を占めています。毎日の生活の中で“命の食事“のような考え方をもってシンプルライフを心がければ、苦労や我慢をすることなく健康管理ができるわけです」

── 具体的に毎日の食事はどのように工夫するとよいのでしょうか。 「まず糖ですが、糖は体の中で脂肪に容易に変換されるので、肥満や糖尿病の元になります。また、血管の内皮細胞という血管の内側の粘膜細胞にあるコラーゲンと結びつき、糖コラーゲンというAGE(終末糖化産物)ができてしまうと動脈硬化を起こし、それが心筋梗塞や脳梗塞、がんの原因になります。 ではどうすればよいか。糖を制限する方法としておすすめなのが “おかず食い“ です。おかずを中心に食べて糖質制限をしていれば肥満の原因にはならないので、カロリーは気にせず脂質でもタンパク質でもとってください。それでも太るようなら食事の回数を1回抜きましょう。 次に油ですが、健康に悪い油とは何かというと、トランス脂肪酸が心筋梗塞や脳梗塞、がんを引き起こす原因になるといわれています。さらに、サラダ油やコーン油に含まれている必須脂肪酸のオメガ6(n-6系脂肪酸)も、とりすぎると体に炎症を起こして心筋梗塞や脳梗塞、がんのリスクを高めることがわかっています。 一方で、積極的に増やしたいのが抗炎症作用のあるオメガ3(n-3系脂肪酸)です。オメガ3は寒い地方の油で、エゴマ油や亜麻仁油、あるいは青魚の油などに含まれています。ただし、熱に弱いという弱点があり、すぐに酸化してしまいます。炒め物や揚げ物をするときは酸化しにくいココナッツオイルやバター、ラードなど、暑い地方の植物油か体温の高い動物の脂を使い、エゴマ油や亜麻仁油はサラダや冷たい料理にかけるようにすると、オメガ3を自然に摂取できるようになります」

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July 30, 2020 at 06:03AM
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