2020年08月25日11時42分
アップルハウスが入居者と結んだ賃貸借契約書のコピー（一部、画像処理してあります）
「生活保護の受給費が国民の血税であることを理解し、自身の最低限の生活費等であることを認識して、自立等の条件があることを承諾する」。脱税容疑で告発されたアップルハウスの賃貸借契約書にはこうした文言と共に、「厳格な共同生活ルール」が存在する旨や膨大な契約条件が３２ページにわたり書かれている。
厚生労働省によると、今年１月時点のホームレスは全国で３９９２人。支援活動に取り組むＮＰＯ法人「ＴＥＮＯＨＡＳＩ」の清野賢司事務局長は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で「相談者が去年の３倍に増加した」と話す。宿泊場所を失い、初めて炊き出しを受けるという「ネットカフェ難民」が目立つほか、日雇いの仕事が減り、長期路上生活者にとっても苦しい状況だという。
三ツ木利光社長によると、アップルハウスは３０年ほど前に外国人向けゲストハウスの運営会社として設立され、９年ほど前から生活困窮者を受け入れるようになった。部屋はテレビ・エアコン・冷蔵庫付きのワンルームで、家賃は月４万～５万円台。三ツ木社長は「口コミが広まり、入居者が増えた」と語る。
だが、ホームレス支援に携わる男性は「最近もアップルハウスから逃げてきた人の相談を受けた」と明かす。相談者によると、月４万８０００円の家賃や３万円弱の光熱費・共益費の支払いに加え、入居直後の食費や礼金などの「借金」の返済を求められるという。男性は「雨風をしのげるだけでありがたいという人もいるが、皆『あそこにいるといつまでたっても（一般の）アパートに行くことができない』と逃げてくる」と話した。 
"生活" - Google ニュース
August 25, 2020 at 09:42AM
https://ift.tt/3hB2Lo3
「生活保護、血税と理解を」 厳格契約、逃げ出す入居者も―不動産会社脱税 - 時事通信
"生活" - Google ニュース
https://ift.tt/2P0y0Nv
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "「生活保護、血税と理解を」 厳格契約、逃げ出す入居者も―不動産会社脱税 - 時事通信"
Post a Comment