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債券は下落か、米長期金利上昇で売り先行-指し値オペは下支え - ブルームバーグ

債券相場は小幅安。前週末の米長期金利が上昇した流れを引き継ぎ、売りが先行した。先物は売り一巡後に上昇に転じる場面もあったが、超長期債の軟調が相場の重しになっている。日本銀行が先物決済に使われるチーペスト(受け渡し適格最割安)銘柄を含む指し値オペを連日実施していることは相場を下支えしている。

  みずほ証券の鈴木優理恵マーケットアナリストは、「夜間先物の下落幅が米金利上昇対比で小さかったこともあり、円金利全体への上昇圧力は限られる」と指摘。先週末は入札を控える2年債や30年債が軟調な展開となったことから、「先物を用いたヘッジの困難さによる入札への警戒感が依然根強いとみられる。きょうも2年、30年ゾーンは上値の重い展開が続く」とみている。

  日銀は午前10時10分の金融調節で10年国債を0.25%の利回りで無制限に買い入れる指し値オペを通知。買い入れ利回りは、先物のチーペスト銘柄である残存7年程度の356回債、カレント銘柄の364回債とも0.250%とした。

  • 長期国債先物9月物は前週末比4銭安の148円73銭で取引を開始し、いったんは148円62銭まで下落。その後は下げ幅を縮め、一時1銭高の148円78銭まで上昇したが、再び軟化
  • 新発20年債利回りは1.5ベーシスポイント(bp)高い0.91%
  • 新発10年債はまだ取引成立せず

 

長期国債先物9月物の推移

 

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