
【NQNニューヨーク=川上純平】1日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4日続伸し、前週末比1円60銭円高・ドル安の1ドル=131円55~65銭で取引を終えた。一時は131円60銭と6月中旬以来の高値を付けた。米景気の減速懸念を受けて米長期金利が低下し、日米金利差が縮小するとの観測から円買い・ドル売りが優勢となった。
1日発表の7月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は52.8だった。市場予想は上回ったが個別項目の「新規受注」が弱く、製造業の活動が鈍化しているとの見方が広がった。同日発表の6月の米建設支出は市場予想を下回った。相対的に安全資産とされる米国債が買われて米長期金利が低下し、円買いを誘った。
ペロシ米下院議長が2日に台湾を訪問する見通しと伝わった。中国は訪問に反対しており、米中の緊張が高まるとの見方も低リスク通貨の円の買いにつながった。
円の安値は132円51銭だった。
円は対ユーロで3日続伸し、前週末比1円25銭円高・ユーロ安の1ユーロ=134円95銭~135円05銭で取引を終えた。
ユーロは対ドルで続伸し、前週末比0.0035ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.0255~65ドルで取引を終えた。米国の景気減速懸念や米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースが減速するとの観測からユーロ買いが優勢だった。
ユーロの高値は1.0275ドル、安値は1.0225ドルだった。
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