クレディ・スイス・グループは、第4四半期(10ー12月)が始まってから今月11日までに顧客が約840億スイス・フラン(約12兆4800億円)もの資金を引き揚げたと明らかにした。数年にわたる不祥事から同行は大幅な再建を図っているが、顧客の懸念を拭い去れていないことが浮き彫りとなった。
23日の発表によると、クレディ・スイスは10-12月期に最大で15億フランの損失を計上する見込み。ウェルスおよびアセットマネジメント事業の顧客資金流出がその一因だという。流出規模は金融危機以降で最悪になる恐れがある。
ウェルスマネジメントでは運用資産の10%相当が流出し、影響が最も深刻。顧客の資金引き揚げは「高水準に上った今年10月最初の2週間からは大きく減速した」ものの、反転には至っていないという。
Mammoth Outflows
Credit Suisse experiences historic outflows in fourth quarter of 2022
Source: Bloomberg Intelligence and company financial statements.
暗い見通しは、クレディ・スイスに変革が急務であるという事実を突き付ける。同行は投資銀部門を切り離し、プライベートバンキング事業により注力する包括的な事業再編を通じて持続可能な基盤を回復したい考えで、23日の臨時株主総会では約40億フランの増資について承認を得た。この資金は2025年までに約9000人の人員削減を含む事業再編の費用に充てる。
同行は「事業活動の低迷や市場環境、顧客資産の相次ぐ引き揚げ、非中核事業の売却」によって、10-12月期にウェルスマネジメント部門と投資銀行部門いずれも赤字を見込んでいると、発表資料で説明した。

出所:ブルームバーグ
原題: Credit Suisse Saw $88 Billion Outflows as Confidence Slumped (1)(抜粋)
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