埼玉県内の企業を対象にぶぎん地域経済研究所が実施したアンケート調査で、今年4月に入社した新卒者の数が「採用計画を下回った」(足りなかった)との回答が59・3%に上ることがわかった。「計画通り確保できた」は前年よりも7・2ポイント少ない40・7%にとどまった。コロナ禍で採用を抑えていた企業が積極採用に転じ、新卒者の獲得競争が激しくなったとみられる。
調査は1~2月、県内544社を対象に実施し、175社から回答を得た。
新卒者の採用実績があったのは60・8%の企業で、前年とほぼ同じ。採用理由は「退職者の補充」が47・2%で最多だった。
一方、採用計画との比較を尋ねたところ、「下回った」との回答は「大幅に」が前年比3・2ポイント増の18・6%、「やや」が4・0ポイント増の40・7%となった。特に、従業員100人未満の企業では「下回った」が75・0%に上った。前年よりも15・5ポイント増えており、小規模企業ほど新卒者採用がより困難になっているようだ。産業別では、「下回った」は製造業で64・5%、非製造業で53・6%だった。
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