遺伝子解析ツール開発会社、米 イルミナの取締役会は、フランシス・デソウザ最高経営責任者(CEO)の辞任を受け入れ、同氏の解任を求めていたアクティビスト(物言う投資家)のカール・アイカーン氏に勝利をもたらした。
デソウザ氏は5月25日の株主総会で 再任された取締役8人のうちの1人で、当初はアイカーン氏の攻撃を免れていた。しかし総会ではアイカーン・キャピタルのポートフォリオマネジャー、アンドルー・テノ氏も取締役に選出されていた。
11日の発表資料によると、同社は後任探しに着手する一方、シニアバイスプレジデント兼法務顧問のチャールズ・ダズウェル氏を暫定CEOに指名した。2013年に入社し、16年からCEOを務めてきたデソウザ氏は、7月31日まで顧問の立場で同社に留まる。
アイカーン氏は、がん検査技術の開発を手掛ける米新興企業グレイルを売却し、その後より高値で買い戻したことでイルミナの取締役会と経営陣を批判。3月に取締役会のポストを要求し始めていた。また、欧州規制当局の反対にもかかわらず、取引を進めたことについても批判している。
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原題: Illumina CEO DeSouza Resigns Following Pressure From Icahn (1)(抜粋)
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