米クレジットカード会社アメリカン・エキスプレス( アメックス)の4-6月(第2四半期)決算では、総収入の伸びがアナリスト予想を下回った。顧客のカード利用額が約2年ぶりの低い伸びとなったことが背景にある。
アメックスの決済ネットワークでの支出額は8%増と、2021年1-3月(第1四半期)以来の低い伸び。伸び率はアナリスト予想を下回った。総収入も市場予想に届かなかった。
ジェフ・キャンベル最高財務責任者(CFO)は、「2022年の1月と2月は人々は家にこもり、活動はあまり活発ではなかった。よって前四半期は旅行・娯楽の分野が極めて大きな伸び率となった」とし、「4-6月は、恐らくわれわれが想定するようなより安定した伸び率を示す最初の四半期といえるだろう」と述べた。
アメックス決済ネットワークでの支出額は4266億ドル(約60兆3000億円)に増加したが、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想の平均(4416億ドル)に届かなかった。
旅行・娯楽の支出は14%増。支出カテゴリーでは現在、飲食店が最大の要素となっている。アメックスのカード利用者は、航空券やホテル宿泊より外食への支出が多くなっている。
4-6月の利益は21億7000万ドル(1株当たり2.89ドル)に増加。利益はアナリスト予想を上回った。通期については利益が1株当たり11-11.40ドル、増収率は15-17%との予想を据え置いた。
原題: Amex Revenue Misses Estimates as Card Spending Growth Slows (1)(抜粋)
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