中国の新規融資は7月に2009年以来の低水準に落ち込んだ。世界2位の経済規模を誇る中国での需要低迷があらためて示唆された。デフレ圧力が長期に及ぶリスクが高まっている。
中国人民銀行(中央銀行)の11日発表によれば、7月の新規融資は3459億元(約6兆9100億円)と、ブルームバーグが調査したエコノミスト予想(7800億元)の半分以下だった。経済全体のファイナンス規模は5282億元。これも予想を大きく下回った。
中国7月の経済全体のファイナンス規模は 5282 億元 (表)
ソシエテ・ジェネラルのアジア・マクロ戦略担当リードストラテジスト、ソン・ギヨン氏は「非常に失望する内容だ。中国の景気回復のもろさが露呈した」と述べ、人民銀が近く追加緩和に踏み切る可能性は著しく高まっていると指摘した。
7月のマネーサプライ(通貨供給量)統計では、M2が前年同月比10.7%増と急減速した。
中国の7月マネーサプライ:M2は前年同月比10.7%増(表)
この発表後、オフショア人民元は下げを拡大。一時0.2%安の1ドル=7.2572元と、7月7日以来の安値を付けた。
原題: China Loans Plunge to 14-Year Low, Adding to Deflation Risk (3)(抜粋)
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