米当局者らは今年起きた銀行混乱への新たな対応策を発表した。中規模行の監督を強化するとともに、こうした銀行に破綻の可能性への備えを改善するよう義務付ける内容だ。
米連邦預金保険公社(FDIC)の同計画は銀行セクターでの新たなストレスを示唆するものではなく、むしろ金融機関が経営破綻した場合に円滑かつ迅速に事業清算できるようにする試み。

FDICのグルーエンバーグ総裁
Photographer: Al Drago/Bloomberg
FDICは29日、資産規模が1000億ドル(約14兆6000億円)程度の銀行に対し、深刻なストレス時の資本消失を補うのに十分な長期債務の発行を義務付けることを提案。金融機関は清算が必要となった場合に、速やかに行えるよう、事業解体計画を強化することも求められる。
シリコンバレー銀行(SVB)やシグネチャー・バンクの突然の破綻は、一般に地方銀行と呼ばれる中規模行の監督が難しいことを浮き彫りにした。
米規制当局は3月以降、監視強化に向けた一連の計画を提案している。
原題: US Unveils Plan to Hit More Banks With Long-Term Debt Minimums(抜粋)
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