[ニューヨーク/ロンドン 29日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが小幅に上昇した。ただ年間ではユーロや通貨バスケットに対し2020年以降で初の値下がりとなる見込み。インフレ鈍化を背景に米連邦準備理事会(FRB)が来年利下げに着手するとの見方が背景。
ジェフリーズのグローバル外為部門責任者、ブラッド・ベクテル氏は「FRBの利下げサイクル到来を見込み、すでにかなりドル安が進んでいる」と述べた。
市場では3月に最初の利下げが行われ、年末までに158ベーシスポイント(bp)の利下げが実施されるとの見方を織り込んでいる。
FRBの姿勢は、政策金利をより長くより高く維持するとの見解を示した欧州中央銀行(ECB)やイングランド銀行(英中央銀行)など他の主要中銀とは対照的だが、ベクテル氏は英欧の低調な成長やインフレ鈍化を背景に両中銀が「降伏する」と予想。「米英欧の中銀全てが利下げに踏み切れば、ドルの大幅安は難しくなる」とした。
ドル指数は0.13%高の101.32。年間では2.10%安。今四半期では4.62%安と過去1年で最大の下げとなった。
ユーロ/ドルは0.19%安の1.1040ドル。年間では3.04%高と、20年以来初のプラスとなった。
ノルデアのチーフアナリスト、ニルス・クリステンセン氏は「市場はFRBの早期利下げを期待しており、ECBの早期利下げに対する確信は低い。これがドル安の要因だ」と指摘。「また、リスク選好の動きもドルにとってはマイナスだ。2024年においてドルの軟化は3月の中銀の金融政策決定会合に向けてのテーマになる」とした。
ポンド/ドルは0.08%高の1.2745ドル。年間では5.39%高と17年以降で最大の上げを記録した。
ドル/円は年間で7.56%上昇する見込み。
スイスフランは今年最も好パフォーマンスだった通貨の一つで、ドルはスイスフランに対し、年間で8.99%下落と10年以降で最大の下げだった。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1.23%安の4万2059ドル。年間では154%高となる見込み。
表はLSEGデータに基づいています ※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください 外為市場
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