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NY市場サマリー(25日)ナスダック上昇、ドル160円に接近 - ロイター (Reuters Japan)

<為替> ドルが円やユーロのほか、スイスフランなど広範な通貨に対して上昇した。米連邦準備理事会(FRB)当局者の発言が相次いだことに加え、住宅市場に関する経済指標が好調だったことで、FRBは利下げを急がないとの見方が強まった。

終盤の取引でドルは対円で0.1%高の159.68円。狭いレンジの取引に終始した。1ドル=160円に迫っていることで、政府・日銀が再び為替介入に動くとの警戒感は続いている。

この日はFRB当局者の発言が相次ぎ、ボウマン理事は政策金利を「しばらく」据え置けばインフレを抑制できる可能性が高いが、必要であれば利上げの用意があると改めて表明。クック理事は、経済が期待通りに推移すればFRBは利下げに向けた軌道に乗っていると述べたものの、具体的な時期については明言を避けた。 もっと見る

ユーロは対ドルで0.2%安の1.0714ドル。英ポンドはやや上昇の1.2693ドル。

NY外為市場:

<債券> 2年債と10年債の利回り格差が今年初めてマイナス50ベーシスポイント(bp)超に拡大した。その後、この日実施された2年国債入札で強い需要があったことを受けてやや縮小した。

2・10年債の利回り格差は一時、マイナス51.6bpに拡大。昨年12月以来の水準となった。終盤はマイナス50bp程度だった。長短金利の逆転は市場が景気後退を予想していることを示す。

2年債利回りは0.4bp上昇の4.7381%。2年債入札後に上昇幅を縮小した。2年債入札の最高落札利回りは4.706%で、入札前取引の水準を約5bp下回った。応札倍率は2.75倍と、2023年8月以来の高水準となった。

指標となる10年債利回りは0.8bp低下の4.24%だった。

米金融・債券市場:

<株式> ナスダック総合が1.3%上昇した。半導体エヌビディア(NVDA.O), opens new tabなどの大手ハイテク株が買われた。一方、小売り関連株の下げに押されたほか、主要インフレ指標の発表を週内に控え、ダウ工業株30種は反落した。
前日まで3営業日続落だったエヌビディアは6.8%高。半導体セクターが全般的にアウトパフォームし、フィラデルフィア半導体指数(.SOX), opens new tabは1.8%上昇した。
アルファベット(GOOGL.O), opens new tabやメタ・プラットフォームズ(META.O), opens new tabもそれぞれ2.7%高、2.3%高となり、通信サービス(.SPLRCL), opens new tab指数を押し上げた。
ダウは前日に付けた1カ月ぶり高値から下落。ホーム・デポ(HD.N), opens new tabへの売りなどが重しとなった。
小売り大手ウォルマート(WMT.N), opens new tabも2.2%安。5─7月が「最も困難な四半期」になる可能性があるとした最高財務責任者(CFO)の発言を嫌気した。
一方、物流大手フェデックス(FDX.N), opens new tabは引け後の取引で15%急伸。2025年の利益見通しがアナリスト予想を上回った。 もっと見る

米国株式市場:

<金先物> 対ユーロでのドル上昇を嫌気した売りが広がり、反落した。中心限月8月物の清算値(終値に相当)は前日比13.60ドル(0.58%)安の1オンス=2330.80ドル。

NY貴金属:

<米原油先物> ドル高や消費者景況感の悪化を嫌気した売りが優勢となり、反落した。米国産標準油種WTIの中心限月8月物の清算値(終値に相当)は、前日比0.80ドル(0.98%)安の1バレル=80.83ドル。9月物は0.79ドル安の80.07ドルだった。

NYMEXエネルギー:

LSEGデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります

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