ボストン連銀のコリンズ総裁は、最近のインフレデータは心強いが、米金融当局は利下げ時期を検討する上で忍耐強くあるべきだとの見解を示した。
コリンズ総裁は18日、マサチューセッツ州ローレンスでのイベントで講演。「インフレ率が持続的に2%目標に戻る道筋にあるかどうかを判断するのは時期尚早だ」とし、「われわれは1、2カ月の前向きなニュースに過剰反応すべきでない」と述べた。発言内容は事前原稿に基づく。

コリンズ総裁
Photographer: Victor J. Blue/Bloomberg
「金融政策への適切なアプローチは、引き続き忍耐を要する」とも発言。5月21日にアトランタ連銀のパネル討論会で示した 見解を繰り返した。
先週12日に発表された5月の米コア消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で約3年ぶりの低い伸びとなった。
コリンズ総裁は「私の見解ではこのデータは、物価安定回復に必要な経済の需給バランスが改善しつつあることを示唆している」とした上で、「しかしながら、このプロセスには従来考えられていたより多くの時間がかかる可能性がある」と述べた。
ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁もこの日、FOXビジネスとのインタビューで、米経済は「正しい方向に向かっている」と語った。望ましいと考える利下げ開始の時期については言及を避けた。
ニューヨーク連銀総裁、米経済は「正しい方向に」-利下げデータ次第
原題: Collins Says Fed Shouldn’t Overreact to Positive Price Data(抜粋)
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