
10日の東京株式相場は反発している。5月の雇用統計が市場予想を 上回り、底堅い米国景気の現状が好感されている。金利上昇を受けて銀行や保険といった金融株が上昇。為替が円安方向で推移し、自動車や機械など輸出関連株も高い。
半面、今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)や 日本銀行の金融政策決定会合を控えており、投資家は積極的な売買を控えやすい。
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市場関係者の見方
東海東京インテリジェンス・ラボの平川昇二チーフグローバルストラテジスト
- 予想を上回る雇用統計は米景気が良いことを示し、日米ともに株価にはプラスだ
- 金利上昇がより相場の重しとなる米国株に比べ日本株は堅調に推移しやすい
- 円安が進んでおり、自動車株が買われやすい一方、ディフェンシブ銘柄の食品や医薬品などは軟調になりそうだ
- FOMCや日銀会合を今週に控え相場の不透明感は強く、日経平均の値幅は上下100円ほどにとどまるだろう
インサイト
- 東証33業種中29業種が上昇、上昇率トップは石油・石炭製品、下落率トップは海運
- MSCIアジア太平洋指数は変わらず
- TOPIXは年初来で17%上昇、MSCIアジア太平洋指数は6.3%上昇
- TOPIXの構成銘柄は今後1年間の予想利益の15.3倍で取引されている
背景
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