【ホームズ】初めての一人暮らし！ 生活スタイルに合った間取り選びのコツ | 住まいのお役立ち情報 - LIFULL HOME'S（ライフルホームズ）

初めて一人暮らしをするタイミングは、入学や就職などの時期と重なることも多く、じっくりと物件探しをするのが難しい人もいるでしょう。

自分に合った物件をスムーズに見つけるためには、事前にある程度の知識を押さえておくことが大切です。

一人暮らしに適した間取りは、大きく分けて「1R（ワンルーム）」「1K」「1DK」の3種類があります。

今回は、間取り別に特徴を挙げ、生活スタイルに合わせてどのような部屋を選ぶのがいいのかを見ていきましょう。

もっともシンプルなつくりの1R

1Rは一人暮らしに適した間取りのなかで、もっともシンプルなつくりの部屋です。ここでは、1Rのメリットやデメリット、住むのに適している人について紹介します。

余分なスペースを省略した住空間

1Rとは部屋のなかに仕切りがなく、キッチンと居住スペースが一体となっている物件を指します。玄関のドアを開けるとそのまま部屋があり、最低限の居住空間を得るのに適したつくりとなっているのが特徴です。

同じ1Rの物件でも、部屋によって広さが異なっていたり、ロフトがついていたりするなど条件には違いがあります。そのため、物件探しのタイミングで、細かな条件に目を通すことが大切です。

1Rのメリットとデメリット

1Rの物件の大きなメリットは、家賃の設定が比較的低く抑えられている点です。シンプルなつくりであるため、建設コストや設備にかかる費用が抑えられ、賃料が安く済む可能性が高いのです。

また、一つの部屋だけで生活を完結させられるため、管理や掃除が楽になります。さらに、夏場や冬場でもキッチンやお風呂場と生活空間の温度差が生まれづらい点も長所です。

ただ、キッチンと居住スペースが同じ空間にあることから、料理の際に、においが家具や服に移ってしまう場合があります。また、玄関から居住空間が見えてしまうつくりの場合は、プライバシーが気になるといった点もデメリットの一つです。

こんな人におすすめ！ 1Rでの生活に適している人

部屋のつくりよりも、駅やお店などへのアクセスを重視したい人にとっては魅力的でしょう。同じ立地であっても、ほかの間取りの部屋と比べて家賃が低く設定されていることが多いため、より理想的な場所に住める可能性があります。

また、あまり家で料理をしない人にとっては、居住空間とキッチンが同じ場所にあるというデメリットも気にならないでしょう。家賃を抑えながら、より恵まれた立地を選びたい人には、1Rが適しているといえます。

キッチンと部屋の間に仕切りのある1K

1Kとは居住するための部屋と、キッチンなどの水回りが分かれている間取りのことを指します。1Kの特徴やメリットとデメリットに触れながら、どのような人が住むのに適しているのか見ていきましょう。

キッチンが部屋から独立した間取り

1Rとの違いは、部屋とキッチンの間にドアなどの仕切りが設けられている点にあります。専有面積や主な設備にはそれほど違いはなく、居住スペースから水回りが独立しているという点が大きな特徴です。

キッチンの面積は4.5畳以下と定められており、居住スペースと比べると狭く、あまり多くのものを置くことはできません。

1Kのメリットとデメリット

水回りが居住スペースから独立しているため、料理のにおいやお風呂の湿気が部屋に移りづらい点が大きなメリットだと言えます。

また、仕切りによって玄関からは部屋が直接見えないため、突然の来客に対応しやすい点も長所です。

ただ、設備にかかるコストや人気の高さなどから、1Rと比べて家賃が高くなりやすいところがあります。

部屋のつくりの面では、1Rとそれほど大きな差がないため、家賃と生活スタイルのバランスを検討してみることが大切です。

こんな人におすすめ！ 1Kでの生活に適している人

1Kのメリットを受けやすいのは、頻繁に自炊をする人です。料理のにおい移りを気にせず自炊を楽しめるのは、1Rにはない魅力の一つだと言えます。

また、炊事や入浴などのタイミングで気分を変えたい人や、玄関先での来訪者が多い人にも1Kはおすすめです。仕切りが1枚あるだけで、1R以上に普段の生活が快適になるでしょう。

1Kよりもキッチンが広い1DK

1DKとは居室とダイニングキッチンを組み合わせた間取りのことを指します。1DKの特徴やメリットとデメリット、住むのに適している人について見ていきましょう。

1Kとの違いはキッチンの広さ

1Kと1DKの違いは、キッチンの広さにあります。キッチンの間取りが4.5畳以下であれば1K、4.5～8畳未満であれば1DKと定められており、より広い空間を使えるのが特徴です。

4.5畳以上のキッチンスペースがあれば、大きめの食器棚や小さめのダイニングテーブルを置くこともでき、生活の利便性がさらに高まります。

1DKのメリットとデメリット

居住スペースと食事の場所を分けられる点が、1DKの大きなメリットです。広さや部屋のつくりによっては、ダイニングテーブルやテレビラックなどを置くこともできるため、居住スペースをより効率的に使えます。

ただ、ほかの間取りと比べて家賃が高くなりやすい点や、築年数が経過しているものも多く、居室が和室になっている場合もあるので注意が必要です。

こんな人におすすめ！ 1DKでの生活に適している人

1DKは、家賃を抑えながら広い部屋に住みたい人にとっておすすめの間取りです。1Kよりも家賃は高くなってしまうものの、さらにもう一部屋あるタイプの物件よりは安く抑えることができます。

また、食事のスペースと寝室を分けたいといった場合も、1DKは適した間取りです。居住スペースが和室でも気にならない人であれば、1DKを中心に探してみると、理想的な物件を見つけられる可能性があります。

それぞれのメリットとデメリットを押さえて自分に合った物件を探そう

• 一人暮らしに適した間取りは大きく「1R」「1K」「1DK」に分けられる
• 1Rは家賃の安さが魅力であるものの、料理などで不便を感じやすい
• 1Kは水回りが独立したつくりである分、1Rより値段が高くなりやすい
• 1DKは1Kよりも家賃が高額になりやすいが、一人暮らしに十分な広さが確保できることも
• 1DKは築年数が経過していたり、居室が和室であったりする場合も多い

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March 18, 2020 at 09:32AM
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