羽田空港への着陸機が東京都心を通過する新たなルートで3日午後、初めての飛行が実施された。3月29日に運用が始まって以降、条件の南風にならず、実際の飛行はなかった。新ルートの導入は国際線増便による羽田の役割向上が目的だが、東京湾中心だった飛行ルートが都心にも広がり、騒音や機体からの部品落下で日常生活に影響が出る恐れもある。
国土交通省は、ルートの見直しで滑走路の使い方を効率的にし、1日当たり50便増えた発着枠を全て国際線に充てた。現状では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で世界的に国際線の需要は壊滅的な状態。赤羽一嘉国交相は「フル運用に向けた助走期間と捉え、騒音や安全対策を徹底する」との考えを示している。
都心ルートは国内線、国際線とも、さいたま市付近から新宿や渋谷へ南下する。運用時間は午後3~7時。最多で2分に1回のペースになる見込みだ。初飛行となった3日午後は南風となり、3時台から相次いで着陸機が都心上空を通過した。
国交省は、機体を下げる際の「降下角度」を3.45度とする着陸法を採用。従来の3度から高くし、地上での騒音軽減を図るとしている。運用前には、国際的なパイロット組織などから安全性を疑問視する指摘があり、同省は降下途中に3.45度から3度へ引き下げる方法も認めた。
〔共同〕
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April 03, 2020 at 01:57PM
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羽田都心ルートで初飛行 国際線増便策、生活影響も - 日本経済新聞
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