折茂選手会見 現役生活振り返る｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

バスケットボールのＢリーグで４９歳までプレーし、現役最年長だったレバンガ北海道の折茂武彦選手が３日、引退の記者会見を開き、「やり残したことはたくさんあるが、いいバスケットボール人生だった」と現役生活を振り返りました。

折茂選手は埼玉県出身の４９歳。
国内のトップリーグで日本出身の選手で初めて通算１万得点を達成したほか、日本代表でも活躍しました。
またレバンガの運営会社の代表やＢリーグの理事も務め、クラブやリーグ運営でも日本のバスケットボール界に貢献してきました。
リーグ戦の開幕を前に今シーズン限りで２７年間の現役生活を引退することを表明していましたが、新型コロナウイルスの影響で３月にシーズン途中での打ち切りが決まったことを受けて３日、引退の記者会見を開きました。
テレビ会議の形式で行われた会見で折茂選手は「最後にファンの前でプレーできず、悔いばかり残るシーズンだったが、全力でやってきた。やり残したことはたくさんあるがいいバスケット人生だった」と現役生活を振り返りました。
そのうえでシーズンが打ち切りとなっても引退の決意を変えなかったことについて、「打ち切りが決まり、どんなに苦しくてもおろさなかった２７年分の荷物をおろしてしまった。去年、プロと呼べるようなパフォーマンスが見せられなかったこともショックで、荷物をもう一度背負うのは重かった」と明かしました。
会見の模様は動画投稿サイトでも中継され、ファンからは「北海道のバスケットボールを盛り上げてくれた」などとコメントが寄せられました。
折茂選手は今後、クラブの運営などに力を入れていきたいとしています。

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May 03, 2020 at 01:58PM
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