飲食店の感染対策を自己診断で評価できるインターネットサイトの画面(右下)と印刷したポスター=県庁
新型コロナウイルス対策の「新しい生活様式」を取り入れる飲食店を支援しようと、県はインターネット上で店の感染予防策を自己診断できるサイトを設けた。質問項目に答えると、入店時や客席など八つの場面・場所でどの程度の対策ができているかを星マークで表示する。そのまま印刷して店頭や店内に掲示できる。担当者は「衛生管理と来店客へのアピールに活用して」と呼び掛けている。
業界団体がまとめた「外食業の事業継続のためのガイドライン」を基に40の設問を作った。いずれも安全性を高める具体策を挙げており、店で取り組んでいる項目に印を入れると八つの場面ごとに星0~3個の評価が付く。客に予防策への協力を呼び掛けるポスター、チラシの印刷もできる。
これまでも飲食店向けの新型コロナ対策を県のホームページで発信。テークアウト販売時の注意点をまとめたチラシをPDFファイルで提供したり、弁当用などの食品表示ラベルを作成できるエクセルファイルを載せたりしている。
県食品・生活衛生課食品衛生班の大隈滋参事(54)は「新しい生活様式への対応に戸惑っている店も多いと思う。感染対策の状況を『見える化』し、利用者の安全・安心につなげてもらいたい」と話した。
<メモ>
サイトのアドレスはhttps://anshin-oishi.com。県のホームページからもアクセスできる。
※この記事は、6月5日 大分合同新聞 22ページに掲載されています。
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June 05, 2020 at 07:39AM
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「新しい生活様式」に取り組む飲食店支援 大分県が自己診断サイト - 大分合同新聞
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