岐阜信用金庫がまとめたコロナ禍における生活に関するアンケート調査によると、生活支出額の変化について「変わらない」と回答した割合が４３・４％に上った。「増えた」は２７・３％、「減った」は２４・９％でほぼ同じ割合となった。
新たな体験・利用については「特にしていない」がほぼ半数の４９・４％で最も多く、「飲食店のテークアウト」が２３・２％だった。「スマートフォンの新しい活用」が１１・７％、「有料動画配信サービス」が１１・３％、「テレワーク」が１０・１％と続いた。
インターネットショッピングの利用頻度に関しては、「変わらない」が４４・８％で最多だったが、「増えた」も４１・４％で高い水準を示した。また、新しい生活をどう感じているかとの問いには、「不自由だけである」が３６・５％に上り、「特に変わらない」は２９・６％、「不自由だか新しい楽しみがあった」は２８・９％だった。
同金庫開発戦略部は「生活の変化について変わらないと回答した人が一定数を占めている」とし、「生活スタイルの現状維持バイアスが強い面があったとも考えられる」と分析している。アンケートは今年９月１８日～１０月４日にインターネットで実施。同金庫のアプリバンキング登録者を中心とする男女計８１１人から有効回答を得た。
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December 09, 2020 at 06:09AM
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コロナ禍の生活スタイル「現状維持」志向 ネット通販利用は増加 - 岐阜新聞
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