世界で半導体工場の建設ラッシュが起きている。各国が誘致を競うなか、日本政府は税金も投入しかつて隆盛を誇った産業の復活をめざす。半導体不足は深刻で「偽造品」が国内で出回るといった問題もある。
岩手・花巻空港から車で20分ほど南に進むと巨大な建物が見えてくる。半導体大手キオクシアホールディングスの北上工場だ。第1製造棟の建屋面積は約4万平方メートルあり2020年に稼働した。
巨大なエレベーターで工場の2階にあがると、ホコリなどを防ぐクリーンルームがあった。ガラス越しに見える内部に柱はほとんどない。自動化で従業員の姿は少なく、24時間稼働している。天井にレールが敷かれ自動制御された搬送車が走る。半導体の材料となる直径300ミリのシリコンウェハーが搬送車から製造装置に移され、加工される。
こうした工場には多額の費用がかかる。クリーンルームには厳しい基準がある。1台あたり数十億円のものもある製造装置もそろえなくてはならない。業界関係者は大規模工場をつくるには「最低でも5千億円はかかる」と話す。
■キオクシア、サムスン対抗へ…
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