
[東京 4日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、強含みの展開が想定される。米国株高を背景に、前週末の大幅安から買い戻され、心理的節目の2万6000円の回復も視野に入る。一方、世界の景気後退への懸念は根強く、買い一巡後は利益確定や戻り待ちの売りが上値を抑えそうだ。
日経平均の予想レンジは2万5900円─2万6400円。
前週末の米国株式市場は反発して終了した。米長期金利が低下し、ハイテク株の一角などが買われた。一方、4日が独立記念日で休場となることから、連休前のポジション調整の範囲内の動きとの見方もある。 前週末に大幅安となった日経平均は、米株高を支えに買い戻しが先行するとみられる。一方、米フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)は3.8%安で、値がさの半導体製造装置関連株の重しになり得る。大規模な通信障害が生じたKDDI株の指数への影響も注目される。 市場では「米金利低下はファンダメンタルズの悪化が意識されている。今週の経済指標でポジティブな材料が出てこないと2万6000円台前半を中心にした推移になりそうだ」(ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジスト)との見方が出ている。
前週末に発表された米供給管理協会(ISM)の6月の製造業景気指数は53.0と、前月の56.1から低下。2020年6月以来の低水準を更新し、FRBの積極的な金融引き締めで景気が冷え込みつつあることが改めて確認された。
前営業日終値 年初来高値 年初来安値
日経平均 25935.62 29388.16 24681.74
-457.42 2022/01/05 2022/03/09
シカゴ日経平均先物当限 26310(円建て)
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