東京株式相場は続伸。米総合購買担当者指数(PMI)が4カ月連続で低下したのを背景に米利上げペースが減速すると期待が高まった。前日に値を崩した中国株が盛り返す場面があったことも投資家心理を上向かせた。東証33業種は全て上昇し、電機や情報・通信株、自動車関連の上げが目立った。
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市場関係者の見方
SMBC信託銀行の山口真弘シニアマーケットアナリスト
- 米金利のさらなる上昇余地は限定的になりそうだとの観測が広がり、株式市場にとってはポジティブだった
- 24日にドル・円相場が145円台まで急激に下落しても足元では149円付近に戻して推移していることは円安基調の強さを示しており、輸出企業を中心に好感した買いが入りやすい
- 中国の政治体制が固まり反市場的な動きをするとの懸念から前日に大幅安になった中国株がきょうは持ち直し、日本市場に買い安心感が広がった
しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用部長
- 景気への過度な警戒はいったん後退した。米国企業の決算内容は思ったよりも悪くない。米国株を後押ししている
- 日本企業の決算も悪くない。円安や価格転嫁が奏功している印象だ。内需系はこれから業績が良くなるとみている
- きのうよりも米国株高の持続性に自信を持って動いているのだろう。12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げ幅に対して見方が固まれば方向感もより定まる
東証33業種
上昇率上位 | 海運、ゴム製品、石油・石炭製品、電機 |
下落率上位 | - |
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