トキエアの初号機 新潟空港に到着 令和５年就航目指す - 産経ニュース

トキエア初号機の前で撮影に応じる関係者＝５日午後、新潟空港

航空会社「トキエア」（新潟市）の初号機が５日午後、新潟空港に到着した。同機はＡＴＲ社製のＡＴＲ７２で、７２人乗りの小型プロペラ機。フランス・トゥールーズから各国を経由し運ばれた。令和５年３月以降、同空港を拠点に佐渡や札幌への就航を目指す。

機体は最終経由地のフィリピン・マニラから約６時間飛行して新潟に到着。集まった地元関係者らは少し緊張した面持ちで、静かに着陸を見守った。トキエアの長谷川政樹社長（５４）は「いろんな国の皆さんに協力をいただいた。これからも頑張っていきたい」と今後に向けて意気込んだ。

同社は首都圏や仙台、名古屋、関西へも就航を計画。新潟県や地元金融機関も融資した。今月をめどに国土交通省へ航空運送事業許可を申請する見通し。

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