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米NAHB住宅市場指数、12カ月連続低下-過去最長の下げ継続 - ブルームバーグ

全米ホームビルダー協会(NAHB)とウェルズ・ファーゴがまとめた住宅市場指数は2022年に入って毎月低下し、12月は新型コロナウイルスがパンデミック(世界的大流行)に陥った直後を除いて、約10年ぶりの低水準となった。住宅ローン金利や建設コストが高水準にあることが響いた。

キーポイント
  • 米住宅市場指数は2ポイント低下の31-前月33
    • コロナ禍を除くと、2012年6月以来の低水準
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は34
    • 今年の連続低下は統計開始以来の最長
    • 同指数は50を上回ると、事業環境を悪いとみるよりも良いとみる住宅建設業者が多いことを示す
US Homebuilder Sentiment Extends Record Decline in 2022 | Gauge sits at lowest in a decade excluding onset of pandemic

  米金融当局の積極的な利上げに伴い、今年は住宅ローン金利が急上昇し、住宅需要に大打撃となった。これに加えて、資材や労働のコスト上昇で建設費用が割高になっており、建設業者のセンチメントや新規の建設を圧迫した。

  今回の統計では、建設業者の62%が販売拡大に向け奨励策を活用していることが示されたが、需要は抑制された状況が続いている。

  一戸建て販売の現況指数は低下し、12年半ば以来の低水準と並んだ。購買見込み客足指数も低調な水準にとどまった。

  今後6カ月の販売見通し指数は4月以来の上昇となった。ただ、同指数は大きく落ち込んだ水準にとどまり、過去10年で2番目に低い水準と一致した。

  NAHBのチーフエコノミスト、ロバート・ディエツ氏は「住宅の低調な状況は2023年に入っても続くとNAHBでは見込んでいる」と発表文で説明。「現在ならびに将来の全米での住宅不足や、24年の米金融緩和で想定される住宅ローン金利の低下を踏まえれば、24年には回復すると予想する」と続けた。

  地域別では南部がやや改善した。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題: US Homebuilder Sentiment Extends Record Decline to 12 Months(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します)

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