政府が13日、北朝鮮から発射されたミサイルが午前8時ごろ、北海道付近に落下するとして全国瞬時警報システム(Jアラート)で速報したことを受け、北海道危機対策課は職員を緊急招集し、約20人体制で自治体などへの情報収集を進めている。
JR北海道は運行中の列車を緊急停止していたが、午前8時17分に在来線、同8時19分に北海道新幹線の運行をそれぞれ再開した。遅れの影響で一部運休が発生するとしている。
札幌市交通局は午前7時56分ごろから順次、地下鉄を最寄りの駅や駅間で緊急停止したが、午前8時23分に運行を再開している。
札幌市内では、携帯電話のエリアメールで避難情報が出されたことを受け、不安そうに空を見上げながら通勤先に向かったり、住宅の窓を開けて外の様子をうかがう住人の姿が見られたりした。
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