特集『シン富裕層の投資・節税・相続』(全24回)の#9では、富裕層が節税目的などで海外移住する際に人気の国を10カ国リストアップ。富裕層2万人以上の海外移住をサポートしてきたアエルワールドの協力を得て、各国の税制メリットや移住に必要な資産額、滞在義務などの重要情報を完全網羅した。(ダイヤモンド編集部副編集長 鈴木崇久)
富裕層が投資家ビザを取得する際の
重要情報を網羅したリストを作成
本特集#8『富裕層の海外移住「コロナ禍でも加速」していた!国税包囲網の強化も関係なしの理由』で、国税庁の税務包囲網が強化されても、新型コロナウイルスの感染拡大があっても、富裕層の海外移住は加速していたことをお伝えした。
また#6『富裕層の「3段階海外移住」マニュアルを公開!ポルトガルに駆け込み申請殺到の理由』では、富裕層が3段階のステップを踏んで海外移住を実践していることを解説。そして、移住先として最近人気が上がった国と下がった国についても触れた。
それらを踏まえて今回は、富裕層の海外移住先「人気10カ国」における投資家ビザ取得時の重要情報網羅リストをお届けする。
富裕層が海外移住する場合、投資家ビザを取得して就労や長期滞在、居住、永住などの権利を認めてもらうケースが多い。その投資家ビザを取得する際に重要な情報について、富裕層2万人以上の海外移住をサポートしてきたアエルワールドの資料を基に、国ごとにリストを作成した。
具体的には、以下の凡例にある項目を網羅した。
次ページではこの重要情報網羅リストについて、富裕層の海外移住先として人気が高い以下の10カ国分を一気にお届けする。
・米国
・マルタ
・オーストラリア
・ニュージーランド
・ポルトガル
・スペイン
・シンガポール
・アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ
・タイ
・マレーシア
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