[ロンドン 13日 ロイター] - 米金融大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)が13日公表した調査によると、世界のファンドマネジャーによる株式への資金配分は5カ月ぶりの低水準となった。現金比率は5.1%と約1年半ぶりの低水準になった。
BofAのストラテジストは投資家向けメモで、「FOMO(取り残されることへの不安)の強気な値動きにもかかわらず」ファンドマネジャーが株式への資金配分を減らし、投資家心理が「頑固なまでに低い」ままだと指摘した。
BofAは「人工知能(AI)の『ベビーバブル』、FOMO、テクニカルなどで引き上げられることもあるが、基本的に調査対象の資産配分担当者は、金利に意味のある下方サプライズや成長率に意味のある上方サプライズが必要だと言っている」とも記した。
投資家は債券の「オーバーウエイト」は維持した。
投資家は「テック株ロング」を維持し、ヘルスケアと銀行にシフトした。一方、エネルギーなどのコモディティー(商品)のエクスポージャーを減らした。
6月に最も活発化したトレードは「大手テックロング」と「中国株ショート」だった。
ネットベースで回答者の87%が今後1年以内に世界の消費者物価指数(CPI)が低下すると予想し、この割合は5月から3ポイント上昇した。
調査はファンドマネジャー285人(運用資産総額7640億ドル)を対象に実施した。
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