18日朝の東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=138円台後半で推移。17日は米国の予想を上回る経済指標を受けて上昇する場面が見られたものの、株高によるリスク選好のドル売りや金利低下で上げ幅を縮小した。新規の手掛かりに乏しい中、先週の下落からの戻りを予想する声が聞かれる。
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三井住友信託銀行米州部マーケットビジネスユニットの藤井敦彦調査役(NY在勤)は、決算や指標で米国経済の強さが意識されやすいほか、行き過ぎた来年の米利下げ織り込みや、日本銀行の多角的レビューの日程発表で政策修正観測が薄れる可能性からドル・円は上昇と予想。「200日移動平均線のサポートを確認して買いも入りやすく、140円まで反発する可能性がある」と述べた。
17日の米国債相場は上昇し、10年金利は前週末比2.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.807%。NY製造業景況指数は市場予想を上回り拡大圏にとどまったが、インフレ関連項目は下げた。中国の経済成長率が予想を下回り米利上げ終了が期待され、米株高や米金利低下に寄与した。米連銀高官は25、26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えたブラックアウト期間に入っている。
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