8日の東京外国為替市場で円相場は5営業日ぶりに大幅に反発した。17時時点は1ドル=134円99銭~135円00銭と、連休前の2日同時点に比べ2円60銭の円高・ドル安だった。米連邦準備理事会(FRB)による利上げの打ち止めが意識され、円買い・ドル売りが入った。
FRBは2~3日までの米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げを決めた。声明では利上げ打ち止めの可能性を示唆した。一段の利上げ観測の後退から国内実需筋の円買い・ドル売りを誘ったとの声もあった。
円は対ユーロでも5営業ぶりに大幅に反発した。17時時点は1ユーロ=149円21~22銭と、同1円94銭の円高・ユーロ安だった。欧州中央銀行(ECB)は4日の理事会で0.25%の利上げを決めた。おおむね市場参加者の予想に沿う結果だった。2日には一時2008年9月以来の円安・ユーロ高水準を付けたとあって、目先の利益を確定する円買い・ユーロ売りが入った。
ユーロは対ドルで4営業日ぶりに反発した。17時時点は1ユーロ=1.1053ドル近辺と、同0.0068ドルのユーロ高・ドル安だった。ECBは利上げ継続の方針を示し、FRBとの金融政策の方向性の違いに着目したユーロ買い・ドル売りが優勢となった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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