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【これからの見通し】今週はドル相場の動きがやや混沌、今日の米ISM製造業景況指数で方向性示せるか - みんかぶFX

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【これからの見通し】今週はドル相場の動きがやや混沌、今日の米ISM製造業景況指数で方向性示せるか

 今週はドル相場の動きがやや混沌としている。2月以降のドル高の流れ転換点は訪れていないが、ここ数日は調整の動きが入る展開になっている。ドル円は136円台とドル高の流れをリードしているが、これには、植田新体制がひとまず緩和継続で発足しそうだ、との思惑による円売り圧力の面も指摘されよう。

 ドル高基調の背景には、一連の米経済指標の予想外の強さがある。特に、インフレ指標の底堅さ、雇用指標の強さによる賃金上昇圧力などが指摘される。きょうは米MBA住宅ローン申請指数、米製造業PMI・確報値(2月)、米建設支出(1月)、米ISM製造業景気指数(2月)が発表される。PMIは確報値であり、速報値ほどのインパクトはなさそうだ。注目はISM製造業景気指数に集まりそうだ。市場予想は48.0と前回47.4から上昇する見込み。予想数値を上回る上昇となれば、ドル買いの動きが再燃する可能性が高まる。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、上記米指標のほかにも英ネーションワイド住宅価格指数(2月)、スイス小売売上高(1月)、ドイツ雇用統計(2月)、独仏ユーロ圏・英国などの製造業PMI確報値(2月)、ドイツ消費者物価指数・速報値(2月)などが予定されている。

 発言イベント関連では、ビルロワドガロー仏中銀総裁、ナーゲル独連銀総裁、ビスコ伊中銀総裁、ベイリー英中銀総裁、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁などの講演やイベント参加などが予定されている。米週間石油在庫統計が発表される。米企業決算は、セールスフォース、ロウズ、ダラーツリー、コールズ、スノーフレークなどが注目される。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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