【NQNニューヨーク=矢内純一】8日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前週末比30銭円安・ドル高の1ドル=135円10~20銭で取引を終えた。週内に複数の国債入札を控え、需給悪化警戒から米長期金利が上昇した。日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが出た。
米長期金利の上昇に連れ、円相場は下げ幅を広げる展開だった。ただ、8日の東京市場の安値となる135円30銭に近づくと、利益確定の円買い・ドル売りが入り、円は底堅く推移した。
シカゴ連銀のグールズビー総裁は8日、米メディアの取材に応じ、債務上限問題について「金融市場に異常な事態を引き起こす可能性があり、特に注意を払う必要がある」との見方を示した。米債務上限問題への警戒からドルを積極的に買いにくいとの指摘もあり、円相場の支えとなった。
円の安値は135円22銭、高値は134円66銭だった。
円は対ユーロで続落し、前週末比20銭円安・ユーロ高の1ユーロ=148円65~75銭で取引を終えた。対ドルでの円売りが対ユーロにも波及した。
ユーロは対ドルで反落し、前週末比0.0015ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1000~10ドルで取引を終えた。3月のドイツの鉱工業生産指数が予想以上の落ち込みとなり、ユーロ売り・ドル買いが優勢だった。
ユーロの安値は1.1000ドル、高値は1.1044ドルだった。
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