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大分空港で小型機が滑走路脇に逸脱 国交省、重大インシデントに認定 - 毎日新聞

着陸時に大分空港の滑走路から逸脱した本田航空の訓練機=大分県国東市で2024年1月28日午後4時24分、本社ヘリから 拡大
着陸時に大分空港の滑走路から逸脱した本田航空の訓練機=大分県国東市で2024年1月28日午後4時24分、本社ヘリから

 28日午後2時10分ごろ、大分県国東市の大分空港で、訓練中の小型ジェット機「ホンダ・エアクラフト式HA―420型」が着陸時に滑走路から逸脱し、脇の草地に止まった。男性3人が乗っていたが、火災などは発生せず、けがはなかった。国土交通省は事故につながりかねない重大インシデントに認定。運輸安全委員会は航空事故調査官2人を指名した。

着陸時に大分空港の滑走路から逸脱した本田航空の訓練機=大分県国東市で2024年1月28日午後4時24分、本社ヘリから 拡大
着陸時に大分空港の滑走路から逸脱した本田航空の訓練機=大分県国東市で2024年1月28日午後4時24分、本社ヘリから

 ジェット機を所有する本田航空(埼玉県川島町)などによると、60代の訓練生が操縦し、午後0時20分ごろに同空港を離陸、約2時間の飛行予定だった。国交省大分空港事務所によると、着陸時に車輪は全て出ており、着陸後に何らかの原因で逸脱したと見られる。

 この影響で滑走路が約1時間閉鎖され、発着便計4便が欠航した。同社は2023年8月にも、同空港で訓練中の小型プロペラ機が滑走路に胴体着陸する事故を起こしている。【井土映美】

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